銃乱射事件の余波か? ヒーローの格好をした男が逮捕される 2012.08.10


ヒーローの格好をして声かけを行った男が逮捕される
気持ちはわかるが、タイミングが…マスクにマントというスーパー・ヒーローの格好をした男性が逮捕されるという事件が、アメリカのニュージャージー州で発生しました。なんでも彼は、ホームセンターの駐車場に立っていたら警察を呼ばれて、逮捕されてしまったんだとか。

彼はなぜ逮捕されてしまったのか。以下にてこの事件の詳細をお伝えいたします。

Lehigh Valley Live」に掲載された情報によれば、逮捕された男性は元軍人(軍警察の一員だったんだとか)のマシュー・アージンターさん。彼は「ビースト」という名前を使い、数ヶ月にわたって、スーパー・ヒーローに扮して出歩くという活動をしていました。

彼は本物のヒーローのように戦うことなどは望んでおらず、あくまでスーパー・ヒーローの格好をして街を歩く活動を通じて、人々に希望を与えようとしていたんだと語っています。主に夜間に行なっていたこの活動は人々から受け入れられていて、子どもと一緒に写真をとってくれと頼まれることもあったんだとか。

そして事件当日、彼は活動を日中にも行おうと、初めて「ビースト」として昼のホームセンターへ行きました。ところが、笑顔で子供に手を振ったりしていたところ、彼は警察に通報され、逮捕。罪状は「手錠の不法所持」と「治安びん乱」。彼を目撃した女性はこのように語っています。

劇場で起こったあの事件の事しか考えられなかったわ。たとえジョークであっても、一体何であんなことをしたのかしら?

どうやら、先日こちらの記事でもお伝えした、『ダークナイトライジング』の上映中に起こった銃乱射事件を思い出してしまった人が多かったようです。あの事件から1ヶ月もたっていないから仕方ないですね。彼のマスクが若干「バットマン」っぽいのも一つの原因だったのかもしれません(彼は自分のマスクのモデルはバットマンではないと否定していますが)。

タイミングが悪かったことは彼も認めており、「同じ側」であるからと逮捕にも抵抗しませんでした。また、目撃者は彼が人に「助けは必要ないか」と話かけていたと証言していますが、彼はそれを否定しています。こちらの報道によれば、有罪が確定すると7ヶ月の懲役となってしまうようです。

彼の活動自体は何も悪いことではなかったし、人々に希望を与えようという目的も非常に純粋なものでした。手を振ったり、「助けは必要ないか」って聞くのだって、罪にはならないはず。でもやっぱりあの事件の直後ということもあり、配慮は必要だったのかもしれません。

とにかく、なにか社会のための活動をする時はヒーローの格好をするのは避けたほうがいいのかもしれません。志さえあれば、コスチュームは無くともヒーローになれますからね。なんであれ、あのような痛ましい銃撃事件が二度と起こらない社会になってほしいものですね。

参考サイト:kotaku