新生スーパーマンはアリ?ナシ?称賛と怒号飛び交うヒーロー特集!−映画秘宝


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アメコミ界を代表するヒーロー「スーパーマン」の誕生を再び描く『マン・オブ・スティール』が30日、ついに日本公開を迎える。バットマンとの映画初共演も決定するなど、再びその存在に注目が集まる中、映画専門雑誌「映画秘宝」最新号では、その出来映えに称賛と激怒の声が入り交じる事態となっている。

まずは観てみないと!映画『マン・オブ・スティール』フォトギャラリー

 「最強アメコミ・ヒーローまつり」と題した特集では、『ウルヴァリン:SAMURAI』や、ついに日本公開も決まった『キック・アス』の続編など、ますます盛り上がるアメコミ映画界を徹底解説。その中でも、2006年の『スーパーマン リターンズ』以来の再起動となった『マン・オブ・スティール』についても、その是非をめぐるコラムが掲載されている。

添野知生氏が、『ダークナイト』の原案でも知られるデヴィッド・S・ゴイヤーの手掛けた脚本に「ヒーローの葛藤を見事に描ききった」との論調を展開。また尾崎一男氏も、メガホンを取ったザック・スナイダー監督の真骨頂とも言える大破壊シーンを挙げ、好意的な評価を下す。

一方で柳下毅一郎氏は「スーパーマンは象徴だ!人殺しは断じて許さん!!」と題して否定派のコラムを掲載。双方が反対の主張を展開する大論争となっているが、どちらの批評も、膨大な歴史を持つスーパーマンが象徴するものや、その根底にあるテーマに触れた非常に興味深い内容となっており、アメコミファンならずとも必読の内容となっている。

ちなみに写真のキャプションで展開される、旧シリーズ『スーパーマン II/冒険篇』に登場し、『マン・オブ・スティール』でも悪役を務めるゾッド将軍の比較にも注目。旧ゾッド将軍のことは、その画像とともに「この気品と迫力を見よ!」と絶賛する一方、マイケル・シャノンが演じた新生ゾッド将軍には「揃った前髪&アゴヒゲという、なんかイラっとくる美大生のようなファッション・センス」と切り捨てる論調が笑いを誘う。

そのほか誌面では、都内イベントでの全裸騒動で話題を呼んだ江頭2:50が、連載「江頭2:50のパニック・イン・エィガ館」で当時の心境を激白。「俺、この2ヶ月間かなり辛いことがあったんだよ」と振り返りながら、辛いこと、悔しいことから逃れるために頼った以外な存在を告白しており、書類送検にショックを受けたファン必携の一冊ともなっている。

参考サイト:シネマトゥデイ映画ニュース