スーパーマン映画化に悩んだザック・スナイダー監督 気持ちが変わったきっかけは?


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ひとりの少年が、どうやってスーパーマンになっていったのか――アメコミ・ヒーロー誕生の秘密がついに明らかになる、今夏の超話題作『マン・オブ・スティール』。

製作&共同脚本は『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーラン。監督はザック・スナイダーで、これまでにグラフィックノベル界の大御所フランク・ミラー原作『300<スリーハンドレッド>』、同界の最高峰といわれるアラン・ムーア原作『ウォッチメン』を手がけている。グラフィックノベル界の作品を映像化してきた監督は、アメコミ界の傑作をどのように描いたのか? 「TV Bros.」8月12日発売号(東京ニュース通信社刊)に監督のインタビューが掲載されている。

「スーパーマンというキャラクターは好きではあった。が、それを映画化するとなると、どうすればいいか? 当然クールに撮りたいわけだが、その方法がわからなかった」と当初は悩んでいたことを語ったザック・スナイダー。

しかし、そんなザックの気持ちを変えたのは、クリストファー・ノーランとデヴィッド・S・ゴイヤー(共同脚本)のアイデアだったという。「(それは)スーパーマンとはどういう存在か? ってことなんだ。彼らはそれをあらためて考察しようとしていた。オレも考えてみたし、いろんな人にたずねてもみた。で、みんなの共通した答えが“ 正しく理解してもらえないやつ”というものだった。人間なら誰でも同じような経験はあるが、彼の場合はもっと純化している感じかな。理解して欲しいし、自分で理解するためにも、彼は自分の進む道を選ばなければいけない。その“旅”は、誰もが共感できるはずで、だからこそ、とても興味深い」と思い、映画化へ気持ちが傾いたのだそうだ。

さて、これまでのザック・スナイダー作品は、そのルーツがグラフィックノベルだと判る映像だった。だが、今回は一部を除いてリアルに徹している。そのワケを聞くと、「これまで、オレの基準になっていたのはコミックアーティストだったわけだが、今回はオレ自身の視点。具体的に言うとリアルな視点で描いたわけだよ」とコメント。

とりわけ、その視点のひとつがスーパーマンVSゾッド将軍の大バトルにあらわれている。とにかく凄まじいラストだ。「ああ、それはオレのアイデアなんだ。クレイジーだっていいたいんだろ? あのふたりはオレたちからするとエイリアンなんだ。そんな彼らが真っ向勝負するとなると、あれくらいの破壊力になっちゃうだろ? オレたちが伝えたかったのは“実にたくさんのことが起きてしまい、世界はちょっと変わりました”ということなんだ。スーパーマンが地球にいるのは、そういうことなんじゃないかな。オレはそれがリアルだって思ったんだ」と語ってくれた。“リアル”で“クレイジー” な映像を確かめたい方は是非映画館へ。ちなみに本作は、全米で既に2億9000万ドルに届く数字をあげて続編決定! ザック・スナイダーも監督続投するそうだ。

『TV Bros.』8月12日発売号では他に、『LIFE!~人生に捧げるコント~』特集、最新版!日本のコントの系譜、ドラマの小物に光を当てた『ドラマは小物で回ってる』、ガラケー特集、『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターに初挑戦する松井玲奈インタビュー、メジャー・デビューアルバム『推定無罪』発売記念、マキタスポーツインタビューなどを掲載している。

参考サイト:クランクイン!!